穢れた篭
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本居宣長の著作 「玉勝間(たまがつま)」 の
’ たまがつま ’ とは、” 美しい篭 ” という意味なのだそうだ。
そして、’ かつま ’ とは ” 密に編んだ篭 ” のことなのだそうだ。
高校生の時に古文の授業で習ったことは確かに覚えているので
作者と題名を知っているけれども、
’ たまがつま ’ の意味を教わったかどうか記憶に無いから
意味を知らずに今日まで過ごした。
高校入学と同時期に買った古語辞典を、
ほんの数年前に焼却ゴミとして処分してしまったことを いま思い出した。
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’ 穢れた篭 ’ とか ’ 汚れた篭 ’ は何て呼んだのだろうか?
「汚勝間( おがつま )」 とでも呼んだのだろうか?