’ダンもどき’ 危うし！

’ダンもどき’ 危うし！　06.12.25

  

家事をしていたら、庭の方で唸り声が聞こえた。

珍しい事ではない。

今や野良猫の楽園と化した自宅の庭では、

深夜から未明にかけて　野良猫同士の小競り合いが頻繁に

起こっているようだ。

ウゥ～ッ！　ギャオォ～ッ！　で目が覚める。

 

私は、広ォ～い我家の台所から　庭に面した部屋へ走った。

やっぱりかぁ・・・

 

01)　14：30ｐｍ頃。

　　　’ジョン･ケイ’は写真左上の位置で対峙していたが、

　　　私を見たら近づいた。

 

 ’ジョン・ケイ’に追い詰められているのは、

’ドナルドダック・ダン’でないことは明らか。

お互い、親子かもしれない”ひょうきんコンビ”だからだ。

 

私は、追い詰められた猫が　’ワダ・マサミ’であることを願った。

悲しいことに、

いまの私には　’ワダ・マサミ’ではなくて

’ダンもどき’が追い詰められていることが瞬時にわかった。

 

 

02)　窮地に陥った　’ダンもどき’

 

相当怯えているような’ダンもどき’は、低く唸り続けた。

私にとっては涼しそうな顔に見える　’ジョン・ケイ’の顔が

対照的で、戦闘能力の差を見せつけられたように感じた。

それに、

体毛の配色から推定して、’ダンもどき’は雌であろう。

未だ雌雄不明だが、’ジョン・ケイ’は雄かもしれない。

 

私は、ジャンプして早く逃げろ　っと思った。

 

03)　動画。

　　　こういう形勢では逃げられないんだネ。

　　　ジャンプしたところを

　　　’ジョン・ケイ’が爪で相手の急所を狙うんだろうネ。

この十数秒後に展開があったが、撮り損なった。

撮る気にもなっていなかった。 

 

一か八かの選択だったのだろうか、

’ダンもどき’は　画面左方へジャンプして逃れた。

その際に、’ジョン・ケイ’が跳びかかることもせず

追いかけることもしなかった事が

両者にエサを与えてきた私への救いだ。

 

’ジョン・ケイ’は窓辺の台に飛び乗った。

そして　’正座’した。

その場でエサを与える気になれない私は、

カーテンを閉めて

広ォ～い我家の　台所へ戻って家事を続けた。

 

06.12.25’ダンもどき’危うし！

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