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09.10.02 眠りながら正座して待つ ’ ジョン・ケイ ’ / #ジョンケイ [ ∟地域猫 / 野良猫]

09.10.02 眠りながら正座して待つ ’ ジョン・ケイ ’ 

 (17.03.01 運良く ’ 放置国家 ’ に埋蔵されていたので、’ コピー&ペースト ’ 簡易修復。) 

諸事情により日中は半間だけカーテンを閉めてあるのだけれども、低い朝

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諸事情により日中は
半間だけカーテンを閉めてあるのだけれども、
低い朝日が眩しい時間帯は1間分全部閉めてある。
開ける前に写真の左方向からカーテンを少し捲くったら、
目を閉じたまま正座する ’ジョン・ケイ’の横顔が見えた。

目を閉じたまま横たわっているときは
カーテンを少し捲くって外を覗いただけで気づくのだけれども、

今朝の ’ ジョン・ケイ ’ は 気づかない。
.
試しに カーテンを顔の正面で捲くってみたが、
それでも 全く気づかない。

カメラを取りに行って、
再度
カーテンを顔の正面で捲くってコレを撮った。
.
いつものように窓を叩いたのだろうけれども、
私が 広ォ~~い 自宅の反対側の部屋に居て
その音に気づかなかったのに 違いない!

.
’ ジョン・ケイ ’ は待ちくたびれたんだけど、
横たわってしまうと昼寝をしているからエサは不要であると
私が そう判断してしまわないように
正座して頑張り続けていたのかもしれない。
9:05am頃

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私は、母が話していたことを思いだした。
最初は書道家として
後に陶芸家として有名になり美食家としても知られる或る人物のもとで、
母は奉公していた。
いつも そのご主人様の食事中は傍に付いて配膳や飯盛りをするのだけれども、
或る日 ご主人様の前で コックリ コックリ舟を漕いでしまったそうだ。
その ご主人様は
「 OOちゃん、いいヨ いいヨ もう下がっていいヨ。 あとは自分で飯を盛るからいいヨ 」
って言ってくれたそうだ。
.
後に、そのご主人様のスポンサーである美術品蒐集家として知られる
「昭和の女傑」! と呼ばれる方に見初められて
そちらに引き取られて 結婚するまで世田谷桜新町の大邸宅で奉公することになる。
.

 


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コメント 2

蘭子

母上のお話は小説になりそうな…。
書道家・陶芸家・美食家とくれば
魯山人しかいませんよね?

フランス料理をワサビ醤油で食べたり、
偏屈のイメージが…
でも、やさしい方だったのですねえ。
人間国宝を辞退するようなところ、イイですよねえ。
by 蘭子 (2009-10-03 20:41) 

mitch

いつもコメントを、ありがとうございます。
バレバレですよネ。

母の生い立ちは たぶん蘭子様と同じかもしれません。
父親が失踪して、
長女の母が奉公に出て自分の母親(私の外祖母)と
三人の弟・妹を養ったそうです。

聞いた限りでは、多くの良い偶然に巡り会えたと思います。
たまたま祖母が小説家宅に奉公したことがあったからでしょうか、
そんな つてだったのか
現在の鎌倉市山崎に在った
北大路魯山人邸へ奉公できたのかもしれません。
私が幼い頃に、
母に連れられて 魯山人の法事へ行った事を覚えています。
更に後年、家族・親戚達と
嘗ての邸宅内部/陶芸工房を拝見したことを覚えています。
その最中に姉が気分が悪くなったので
魯山人が使用していたベッドで休んだことや、
魯山人が使用していた風呂場がどんな設えになっていたのか
などを覚えています。

魯山人の生い立ちは
家人から疎まれたりで方々を放浪する生活だったらしいのですが、
そういったことから 私の母の生い立ちに共感してくれて
傍にいて身の回りの世話をするような仕事につけてくれたそうです。
その上に、他の使用人には内緒で 通常の倍の給料をくれていたそうです。
さすがにツーショット写真はありませんが、
魯山人を囲む
’使用人団’の その他大勢の一人として写っている写真も有ります。

その後
製薬会社わかもと社長夫人 長尾よね に引き取られて奉公しました。
社長夫妻の身の回りの世話や
日本各地に在る別荘などへの外出にお供したそうです。
私には今後も生涯無いことでしょうが、
銀座老舗寿司屋「久兵衛」へは
路魯山人共々 何度も行ったことが有るそうです。
流石! 昔の金持ちは、未だ子供の使用人にまで同じものを食わせるですネ。
奉公人としては迷惑な?
娘の習い事のお供として一緒に習い事をさせられたそうです。
例えば 茶道は裏千家家元の京都まで一緒に行かされたりしたそうです。
必要有らば、飛行機で行くんダトォ!
私なんか、社会人になってから初めて飛行機に乗ったってェのに。
.
ナンセンス馬鹿ブログなので これ以上は書けませんが、
>母上のお話は小説になりそうな…
到底 それほどのことではありませんけれども、
それとは別に
魯山人の伝記や評論を多く書いた或る作家なのですが、
実は 魯山人との面識は無くて
特に伝記は 関係者への取材にて得たエピソード等が含まれています。
なぜならば、私の母も取材された内の一人だからです。
.
いつかは私の記憶を書き留めておこうと常々思っていたことでして、
その琴線に触れた蘭子様のコメントでしたから
ついつい長くなってしまいました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
by mitch (2009-10-07 12:30) 

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