不甲斐無いゾ! ’ステッペンウルフ’ [ ∟「ステッペンウルフ」野良猫]
不甲斐無いゾ! ’ ステッペンウルフ ’ 06.08.06朝
’ ステッペンウルフ ’は、隣の家で世話になって生きることを
既に 決心していたようだ。
私が これに気づいていたことは、
「今朝の ’ ステッペンウルフ ’ 06.07.28」 に書いた。
隣家の庭で 安心しきったようでもあり、
やっと 心の安寧を得られたかのごとく 身を横たえて
目をしっかり閉じて眠っているのを、何回も目撃した。
親子の ”トラ1号” ”トラ2号” と一緒の、
3匹で寝ていることもある。
新参者の ’ステッペンウルフ’ は、
親子 ”トラ1号” ”トラ2号” の支配下に在る
と観るのが妥当だろう。
01) 今朝も来た。
以前に撮った写真と同じみたいだが、今朝撮った。
換言すれば、
いつも同じ態度で私に接している ということだろうか。
私は玄関網戸を開けたままにし、エサを玄関内に置いて、
二階の父へ ”昼の戦闘糧食(レーション)”=昼の酒と酒肴 を
届けた。
階段を降りていったら、’ステッペンウルフ ’が 階下の廊下を
ウロウロしていた。
急いで玄関へ行ったら、”トラ”がエサを喰っている最中だった。
私を見た”トラ”は、エサを咥えたまま 道路へ逃れて 座った。
〔 次の写真 02)。 右下に’ステッペンウルフ ’の耳が写っている。〕
エサは だいぶ少なくなっている。
そのほとんどを ”トラ” が喰ってしまったのだろうか・・・
そうだとすると、喰っている最中の’ステッペンウルフ’が
”トラ”に追いやられて、
行き場を失った’ステッペンウルフ’は 家の中に入り
廊下へ逃れたのかもしれない。
そして、他の出口を探して ウロウロしていたのかもしれない。
不甲斐無いゾ! ’ステッペンウルフ’ !
02) 写真左隣の家が面倒みている ”トラ”。
隣の家は独自の命名をしているようだ。
親子2匹だが 私には区別できない。
以前に書いたが、子供の方は 私の実家物置下で生まれた。
’ステッペンウルフ’は 玄関外で正座したまま、
残りのエサを喰おうとしない。
従来のエサ入れ ”空植木鉢” へ入れても良いが、
それを ”トラ” に喰われるのもシャクだから
私は、残りのエサを回収して 帰った。
03) 帰り道の路地。
”トラ” が ブロック塀伝いに先回り?して
腹這いになって私を見ていた。
通り過ぎる間際に カメラを鼻先に向けたら、逃げた。
写真は その瞬間。
本当は 引っ叩いてやりたかったが、
対面の窓から観られているかもしれないので 思い留まった。
私は対面の窓に向かって ’アァ~あ、逃げられちゃったぁ~’
ってな素振りの演技をした。
自宅のアパートへ戻って冷静になってみると、
1m以内の至近距離で 腰を浮かさず腹這いで居たことは
私が 菩薩のような慈悲の持ち主
であることを 理解しているのだろうと、考えを改めた。
同時に、”正座して私を見送れ!” っとの疑心も湧いた。
お早々の ”nice!” を、ありがとう!
by mitch (2006-08-08 09:40)