07.03.02夕の ’ステッペンウルフ’ [ ∟「ステッペンウルフ」野良猫]
07.03.02夕の ’ステッペンウルフ’
私は特別の動物好きではないのだけれども、
ライオンの生態記録とか 他の野生猫科動物を観て
”ヘェ～ッ、そうなのかぁ～！” なんて思ったことがあると、
”ステッペンウルフも そうなのかナァ？”っと思ったりする。
”次に人間以外の動物に生まれ変わったら、なにがいいだろう”
っと思ったり、
”哺乳類に生まれ変わったら、
草食動物か 肉食動物か どちらがよいのだろう”
っと思ったりもする。
ＴＶの 自然動物記録番組の特集が、
草食番組だったりすると ”次は、草食動物に生まれ変わりたい”
肉食番組だったりすると ”次は、肉食動物に生まれ変わりたい”
等などと そのときの気分で一貫性が無い。
今日現在、やんごとなき事態が発生している。
肉食動物は 足を怪我したり骨折したりすると
狩が出来なくなって 即ち 自らの死を意味するから、
今の心境は、 ”草食動物に生まれ変わりたい”。
ただし 私の 足の痛みが無くなれば、
上に書いたことなど忘れていることだろう。
01) 今夕の ’ステッペンウルフ’は、
ひなたぼっこしていた土手の「定位置」から駆け下りてきた。
お呼びでない！’レベッカ’も来てしまった。
足が痛くて撮る気力喪失の為 喰っているところの写真は無い。
これからの
’レベッカ’が居る時の’ステッペンウルフ’へのエサは、
可能な限り 私がそばへついていようと思う。
これまでは ’ステッペンウルフ’が喰っている時に
スッっと退くことが、’レベッカ’へ譲る行為だと思っていた。
その通りかもしれないが、
右目を損傷してはいるものの ’レベッカ’の体格は大きい。
そして、雄であると聞いている。
ハングリーな野良猫とは 少し違うような気がする。
少しづつエサを摘んで ’ステッペンウルフ’の前に置いた。
それを、’ステッペンウルフ’が食い尽くす。
また 少しづつエサを摘んで ’ステッペンウルフ’の前に置き、
また それを ’ステッペンウルフ’が食い尽くす。
この繰り返し。
後方で、恨めしそうに’レベッカ’が これを見る。
私が家へ入ったら、
即座に ’ステッペンウルフ’を押し退けて 自分が食うのだろう。
これまでも、そのようにしてきたのだろう。
どうもなぁ・・・
気の毒な言い方だけれども ’レベッカ’の顔をみていると
”化け猫”として 私を呪いそうな気がして・・・
チョコッっとだけ、’レベッカ’へもエサをあげた。
’ステッペンウルフ’が 充分にエサを喰ったようなので、
私は家に入った。
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帰ろうと 痛い足を引き摺りながら階段を降りきって玄関を見たら・・・
’レベッカ’が玄関内に入り 上がり口に前足を掛けて、
余りとして置いておいたエサを喰っていた。
私を見て サッっと逃げるでもなく、
ノッソリと後ろへ向きを変えて 玄関から出て行った。
この ’ノッソリ’が気に入らネェ！
私は ダッシュして蹴りを見舞いたかったが・・・
足が痛くて・・・
やっとのことで玄関まで辿り着いて外を見たら、
’ステッペンウルフ’が座っていた。
即ち、
’ステッペンウルフ’は ’レベッカ’の行為全てを見ていたわけだ。
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02) 帰りに撮った。
私が帰るまで、道端で待っていた。
私の勝手な思い込みだが、
訝しがりながら見送っているように思えた。
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